1Jan
餞別を渡すときのマナーについて今回は記載します
私たちは日常生活していく上、また会社で勤務していく上で
「餞別」というものを大事にしていかなければなりません。
会社(職場)で上司や部下の退職時には、今までの感謝やおはなむけの意味を込めて渡します
また、栄転・海外赴任とかで転勤や引越しが生じた時にもお祝いを込めて渡します。
送別会があればその時に渡すのが一般的なマナーで、退職時ではお金をのし袋に入れて渡します。またこの時記念品を添えることも多いです。
栄転・海外赴任などで転勤や引越しの時では、お金を熨斗袋(祝儀袋)に入れて渡すのみで記念品は贈らないのがマナーです。
引っ越し時できるだけ荷物を減らしたい方に記念品を贈るのは迷惑になる場合があるので気をつけましょう。
また、退職以外の時に上司の方にお金を送るのは失礼にあたり、マナー違反のもなりえますので、商品券や記念品を贈った方がいいです。
日常生活で餞別は友人や家族の新婚旅行、新居などの新築、お店などの開店時にお祝いの時に渡します
この場合、お祝いなので、のし袋には祝儀袋を使うこともよくあります。
また、家族や甥・姪達の修学旅行や海外留学の時にも餞別を渡しますが、この時は受ける方があまり気を使わないよう熨斗袋も質素なもので表書きも「寸志」にするのがマナーともいえるでしょう。
また、親しいご近所さんが引っ越しをされる時にも餞別を贈ります。
この時も記念品となるような品物はさけ、お金や商品券を贈ります。
のし袋の表書きの書き方やマナーですが
「餞別」「御餞別」祝御栄転」「おはなむけ」なんかを書きます
家族や親族で簡易に済ませるときは「寸志」です
袋は のしつきで水引は退職など一度きりの時は「結び切り」にします
栄転など何度でも繰り返していい祝い事の時には
場合には「蝶結び」(花むすび)を選びます
いずれの場合にも、感謝や激励の気持を込めて贈るのがマナーです。
退職する方には「お疲れ様でした」
転勤する方には「がんばってください」
旅行の方には「気をつけていってらっしゃい」
など言葉を添えて渡したり、メッセージカードをつけて渡しましょう。