3Jan
日本では、退職・海外赴任・お引越しなどこれから新生活をされる方に
「お祝い」「励まし」の意味をこめて餞別を贈ります。
餞別としてお金を贈るのは西洋諸国など外国にはない日本独特の習慣ですね。
この時にお金を入れるのに使う和紙に水引、熨斗をつけた封筒が
のし袋(祝儀袋)ですが、こののし袋にはいろんな種類があり、
贈り手と受け手のお付き合いが濃いほど入れる金額もおおくなり、
それによって使うのし袋の豪華さも変わってきます。
ここでは餞別の時に使うのし袋について簡単に書いてみます。
・水引の色は紅白ののし袋を使います
・水引の結びは花結び・蝶結びを選びます
・表書きですが、縦書きで
退職や転勤、海外赴任される方・・・「お餞別」「お花向け」「お祝い」
新婚旅行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「お餞別」
旅行や遠足・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「餞別」家族には「寸志」
水引に掛からないよう気をつけて書きます
使うペンは万年筆やボールペンは駄目で筆や筆ペンで書きましょう。
サインペンでもOKです
できることなら、のし袋の表書きは手書きもしくは手書き原稿を使用したいものです。
餞別などに使う熨斗袋もできれば、活字、ワープロ文字ではなく、こころのこもった手書きで書いたほうが気持ちは伝わるのではないでしょうか。また、中身にあわせて上質紙を使用しているものを選びましょう。
中身が立派な金額であるのに、のし袋があまりに薄っぺらであるとバランスが悪いですし、逆でも同じ事です。
できれば、品がの良いものを選ぶようにしましょう。
のし袋を渡すタイミングですが退職・転勤などは送別会のとき、
旅行は出発前で見送りなどされるときは駅のホームなどがベストです。
「これからもお元気でがんばってください」とか
「気をつけていってらっしゃい」など
餞別を渡すときに励ましの言葉を添える気遣いが一般的なマナーです。